加藤金一郎と丹羽和子のガラス絵3点(浜松市美術館蔵)が、府中市美術館「ガラス絵 幻惑の200年史」に出展。

 

 立春。ひかりの春を感じます。

絵画とともにたくさんの皆様に愛されてきた加藤金一郎と丹羽和子のガラス絵ですが、このたび府中市美術館で開催中の「ガラス絵 幻惑の200年史」(2017年2月26日まで)にて3点が出展中です。

以下はこの展覧会の図録「ガラス絵幻惑の200年史」に掲載されています。

 

 

上 <ガラス絵の製作工程とガラス絵の魅力>

  「樹の下で(北海道豊頃)」加藤金一郎 

中 「新雪奥裾花川」加藤金一

下 「夏の女」丹羽和子

3点とも浜松市美術館蔵

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「加藤金一郎・丹羽和子記念ギャラリー」がオープンしました。

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平成29年、 明けましておめでとうございます。

昨年は古川美術館開館25周年記念特別展「加藤金一郎・丹羽和子-絵は人生」展(8月20日~10月10日)に多くの皆様にご来場いただきまして有難うございました。ご来場いただいた方々からたくさんの感動の声を頂戴して本当に嬉しく思います。

また瑞穂区松栄町の二人のアトリエでの作品展にも、美術館での感動をそのまま携えてお越しくださり、いろいろなお話を聞かせてくださった皆様に心から感謝致します。

このたびこの自宅アトリエが「加藤金一郎・丹羽和子記念ギャラリー」としてオープン致しました。

昭和40年代に建築されたアトリエは、照明も内装も当時のままで加藤金一郎と丹羽和子が制作に励んだそれぞれの空間には油彩、グアッシュ、ガラス絵など、二人の作品が展示されています。訪れたお客様から「他にはない何とも言えない、いい空間」とお喜びいただいております。

 ここはかつて多くの芸術家や様々なジャンルの方たちが集うサロンとしてにぎわいました。毎週日曜日金一郎と和子が開くパーティーではステレオからフランス国歌が流れていて、楽しい話に花が咲きました。そんな古き良き時代の一片を感じていただけるかもしれません。

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ぜひ一度お越しください。

尚、ご来館の際には必ずご連絡の上お越し下さいますようにお願い致します。

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