加藤金一郎と丹羽和子のガラス絵3点(浜松市美術館蔵)が、府中市美術館「ガラス絵 幻惑の200年史」に出展。

 

 立春。ひかりの春を感じます。

絵画とともにたくさんの皆様に愛されてきた加藤金一郎と丹羽和子のガラス絵ですが、このたび府中市美術館で開催中の「ガラス絵 幻惑の200年史」(2017年2月26日まで)にて3点が出展中です。

以下はこの展覧会の図録「ガラス絵幻惑の200年史」に掲載されています。

 

 

上 <ガラス絵の製作工程とガラス絵の魅力>

  「樹の下で(北海道豊頃)」加藤金一郎 

中 「新雪奥裾花川」加藤金一

下 「夏の女」丹羽和子

3点とも浜松市美術館蔵

 

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透明なガラスを通してみるつややかな色。

絵画とは異なり、絵具を重ねる順番を逆転して描くため、すべてを把握したうえでのち密な計算と技巧が求められるガラス絵は

魅力的で、見るものを幻惑し続けます。

府中市美術館では、海外から日本にわたってきたガラス絵から近代以降の多様な作品まで130点を展示しています。